ミライのおうち

ITで生活を豊かに。 デジタルツールを使ったり使わなかったりして子育てや生活を楽しくするための方法をいろいろ模索しているミライクのスタッフmikiyokoのブログです。

定額給付金をお金の教育に使ってみた

特別定額給付金が先日入金したので、我が家は息子の分10万円を条件付きでそのままあげることにしました。
条件とは、使い道として金融投資に使うこと。

理由は「貯め込んで経済を止めるわけでもなく、かといって消費してそれっきりになるのももったいない。投資なら学びもお金も得られそう」だから。


「投資ってね、お金使ってお金を増やそうとすることなんだよ、面白そうでしょ?」と伝えたところ、「教えて教えて!」と早速興味を持ってくれたので毎日ちょっとずつ教えることにしました。

いくつか要点整理してみます。

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子供に教える投資の知識

投資とは何かを小学生でもわかる形で説明してみました。ポイントはこんな感じ。

  • 投資とは
  • リスクとは不確実性
  • 分散投資の重要性
  • 積立、長期投資のメリット
  • 単利と複利の違い
  • 損益の管理方法とスプレッドシートの関数の組み方(sumとかifとかで簡単に収支計算できる仕組み)
  • 投資信託は福袋みたいなもん
  • なぜ株価が上がったり下がったりするのかそのおおまかな仕組み

時に紙に書いたり、息子の身近な経済活動を例に出したりしてしてイメージを膨らませます。(スライド作る時間なく)

あと、わかりやすそうな子供向けの本を見つけたのでこちらもプレゼントしました。

項目が細かく分かれてて、毎日ちょっとずつ読めて読み進めやすいです。


 

親が持つべきの投資の知識

私自身学生時代からずっと投資をしていて、薄く長くやっている身ではあるのですが、体系的に説明できるほどではないので、息子へどう説明したらいいのかも悩みました。

取り急ぎそれっぽい本を二冊購入し、必要そうなところだけかいつまんで読んでみて、自分の経験と重ねて咀嚼してみることにしました。

これらの本は、親向けの金融知識を説明した上で子供に理解できるような説明の仕方が書いてあって、とても勉強になりました。

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証券口座を開く

ここが意外と詰まりました。

子供名義の講座を作るにあたって「未成年口座」というのに対応している証券会社で開く必要があるのですが、選択肢がそんなにありません。全部は調べてないですが、メジャーどころだと「楽天証券」と「SBI証券」に未成年向けの口座がありました。

日中は親は仕事してたり子供は学校にいってたりするので、なるべく運用を放っておけるよう投資信託や自動積み立て、ロボット運用などしたかったのですが、選べる範囲で検討しています。

 

口座開設の注意事項は他の記事などにもあるのでそちらをご参考いただければと。

覚えておこう!子供名義で証券口座を開設する際の注意点

 

未成年口座は下記の通りです。

www.rakuten-sec.co.jp

www.sbisec.co.jp

 

子供への影響

一通り説明した後、個別銘柄買うのも大変なので、とりあえず息子に興味のあるテーマを選んでもらいました。
色々考えた結果、初めて買った株はゲーム大好きなのでeSports関連株。
そしたら毎日日経平均と株価が気になり、ニュースをみては次はこれがあがるとおもうなぜなら、と話すようになって面白いです。
1週間以上経ちましたが、初投資の株は順調に伸びて現在+6%、だいたい6,000円の利益が出ているので、いつ利確するか、次何を投資するか悩んでいる状況です。

お金の流れ、世の中の状況にアンテナが向くようになるきっかけになったのでは、と思いました。お金がお金を学ぶ上での1番の教材だな、と思った次第です。

 

もちろん金融投資にはリスクはつきものですし、投資というくくりで言えば本を買ったり何かのスクールに行ったりも投資の一つ。その知識が将来に役に立つと思うので、稼いだお金を利益確定してそういう未来につながるものにお金を使うのもいいんだよ、とは伝えました。

お金の教育は家庭それぞれの考えがあるので、これはあくまで一例として参考になれば幸いです!