ミライのおうち

ITで生活を豊かに。 デジタルツールを使ったり使わなかったりして子育てや生活を楽しくするための方法をいろいろ模索しているミライクのスタッフmikiyokoのブログです。

夏休みにもってこい!Nintendo Laboの可能性の広がり方が好き

任天å 

我が家は家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」向けの段ボール工作キット「Nintendo Labo」(ニンテンドー ラボ)を持っているのですが、これがすごく奥が深くてとても楽しいです。

ちなみに、ニンテンドーラボは、ダンボールを組み立てて、Switchで遊べる専用コントローラー(以下トイコン:Toy-Con)が作れて遊べるキットです。

現在二種類のパッケージがありその両方を、小学校低学年の息子と楽しんでいます。

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上記パッケージを買えば6種類の遊び方ができると思いきや、無限大に遊び方が広がる工夫がされていて、「任天堂って天才」とうなるばかりなのです。

母として子供が遊んでいるのを横で眺めたり一緒に遊んだりしてみて、すごいと思った点を下記にあげてみました。

「つくる」のすごいところ

  • ダンボールという、手で扱いやすい素材で作れる
    もしこれらをダンボール以外でやった場合、色々工具が必要になり子供がやるにはちょっと大変。そもそも価格も跳ね上がる。ダンボールだからこそ手の届く価格で楽しめる。
  • 子供一人で作れる
    マニュアルがとにかくわかりやすい。Switchの画面に、ちゃんと作り方が動きがついた形でインタラクティブに分かるようになっているので、自分のペースで作れる。結構作るのに何時間もかかるが、その通りに作り進むとちゃんとしたものができるので、子供達の達成感もすごい。
  • 世界にひとつだけのもの
    デコれるパーツも豊富で、塗ったり貼ったりやりたい放題のため、世界に自分だけのものができ、愛着が湧く。既製品を買うのと大違い。

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「あそぶ」のすごいところ

  • Joy-Conが魔法をかける
    できたToy-ConにSwitchのコントローラー(以下ジョイコン:Joy-Con)をさすだけで、画面と自分の作ったおもちゃの動きがシームレスに連動していきなりすごいパワーを発揮する。
    まさにクラークの三法則にある「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」を地でいっている。
  • サブパーツで遊び方が増える
    バイクだったら自分のオリジナルコースが作れたり、ロボットをカスタムモードにしたり、オリジナリティを追求できる。
  • 「Toy-Conガレージ」で「発明」することもできる
    Switch本体で簡単なプログラミングを行い、オリジナルのToy-Conを発明することができる。
    特にプログラミングの知識がなくても、ラボのソフトの中で「入力」と「出力」(=何をしたら何が起こるか)という簡単なプログラミングを行うことで、Toy-Conが持つセンサーや機能を利用したオリジナルの使い方を発明できる。先ほど作ったダンボールのToy-Con同士を連携させることも可能!電子工作が簡単にできる感じ。

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www.nintendo.co.jp

「わかる」のすごいところ

  • 仕組みがわかる
    自分で作っているので、どういうギミックで動いているのか感覚的にわかる。仕組みを説明する動画もあるのでわかりやすい。
  • どうしてこんなことができるのか、気づける
    既製品だと、「そういうもんなんだ」と疑問が湧きにくいが、自分が作ったものだと、Switchと魔法のように連動するのが不思議になり、「なんでここを引っ張ったらSwitchのほうにわかるんだろう」「どうして前に進むんだろう」「どうしてこの大きさなんだろう」という疑問が湧きやすい。そこで、家族と「もしかしてここが反射してるから?」「Joy-Conが電波を出していてそれが跳ね返って。。」とか色々考えるきっかけになり、理解が深まる。
  • 家族と楽しめることで同志になれる
    親から見ても不思議なこと、なるほどなことがいっぱいなので、子供と一緒に色々アイディアを出し合ったり研究したりできて楽しい。

 

ざっと書いてみるとこんな感じです。
いやはや、夏休みはこれですごいもの作っちゃう子とか増えそうですね!

ちなみに、今回記事を書くきっかけとなったのが、「Toy-Conが、ラボを飛び出して別のゲームでも使えるようになった!」ことで、Toy-Conの可能性がグワーッと広がったことに興奮したからです。

まずは、大人気の『マリオカート8 デラックス』にて、バイクのコントローラが使えるようになりました。ラボのゲームだと、少しテスト的な感じで対戦とかもできず遊び込む感じがなかったのですが、こういう完成されたゲーム上で遊べるとなると、ググッとToy-Conの重要性が高まると思います。なにより、ただJoy-Conコントローラーを握って遊ぶだけより臨場感あって楽しいので(^ ^)  Toy-Con持ってる人持ってない人でも一緒に遊べるのはすごくいいなと思いました。友達と遊んだら、私も欲しい、ってなりそうだし波及効果ありそう。

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この専用ページを見る限り、今後もどんどん互換するラインナップが増えていくのだと期待が高まります。きっとロボットに対応したゲームも出ると、こぞってロボットキットが売れそうな。。とにかく任天堂にとってはゲームソフトもToy-Conも、両方売れる相乗効果が期待できますね。そこでやはり価格のお手頃さが生きてきます。

子供と親に夢と未来を見せてくれる任天堂に、親として感謝の気持ちでいっぱいになりました!

▼Toy-Conたち▼