ミライのおうち

ITで生活を豊かに。 デジタルツールを使ったり使わなかったりして子育てや生活を楽しくするための方法をいろいろ模索しているミライクのスタッフmikiyokoのブログです。

面倒くさがりさんでも続けられる!楽しく始める日記術

さて、前回は「日記最高!日記書くと毎日ハッピー!」みたいなノリで日記のメリットを書かせていただきました。

mikiyoko.hatenablog.com

とはいえ面倒だし続かないなあと感じる人も少なくないと思うとおもいます。
そこで今回は日記の書き方や具体的なヒントのいくつかを挙げさせてもらおうと思います。前回挙げた日記の効能を考えた上で、最低限必要な要素だけをおさえるのもいいと思っています。なので、全部をやる、とかではなく「これならやれそう」というポイントを見つけられたらと思い、日記を書くのが面倒な人にとっても実践しやすく、興味を持って取り組める方法を考えてみました。

  1. 短時間のコンパクトな記録: 日記を書くのが面倒な人には、長々と時間を取る必要はありません。短時間でコンパクトに書ける形式を選ぶことが重要です。たとえば、1日のハイライトや感じたことをポイントでまとめるだけでも十分です。

  2. テーマや質問に基づく日記: 書く内容に焦点を当てることで、日記をより興味深くすることができます。例えば、感謝すること、学んだこと、自分の成長についてなど、テーマを設定して書くことができます。また、自分自身に質問を投げかけて答える形式も効果的です。

  3. 感情や思考のフリーダム: 日記は自己表現の場でもありますので、感情や思考を自由に書き出すことが重要です。制限やジャッジをせずに、素直な気持ちや考えを文字に起こしてみましょう。自分自身との対話を楽しむことができます。

  4. 周期的な振り返り: 日記を書く際には、定期的な振り返りを行うことが大切です。例えば、週末や月末に一週間や一ヶ月のまとめを書くことで、自分自身の成長や変化を追跡することができます。振り返ることで、目標や課題を再評価し、新たなアクションに繋げることができます。

  5. 絵や写真の追加: 日記にはテキストだけでなく、絵や写真を追加することもおすすめです。感じたことや体験をビジュアルに表現することで、より思い出深い日記となります。また、イラストや写真の作成自体もクリエイティブなアウトプットとなります。

  6. 日記の共有: 日記を他の人と共有することで、モチベーションを高めることができます。家族や友人と日記を共有したり、オンラインのコミュニティやブログで公開することもできます。自分の思考や感情を他の人と共有することで、共感やフィードバックを受けることができます。また、他の人の日記を読むことで、新たな視点やインスピレーションを得ることもできます。

  7. ルーティンを作る: 日記を書くのが面倒な人には、ルーティンを作ることが効果的です。毎日特定の時間や場所で日記を書く習慣を身につけることで、書くこと自体が自然な行動となります。ルーティンを作ることで、日記の書き忘れを防ぎ、継続しやすくなります。

  8. ツールの活用: 日記を書く際には、自分に合ったツールを活用することも重要です。紙とペンを使うのも良いですし、デジタルな手段としてスマートフォンやパソコンのアプリやソフトウェアを活用することもできます。使いやすいツールを選ぶことで、日記を書くプロセスがスムーズになります。

  9. 無理せず楽しむ: 最も重要なポイントは、日記を書くことを無理せず楽しむことです。自分自身と向き合い、自由な表現を楽しむことで、日記が面倒ではなくなります。自分のペースやスタイルで日記を書くことを心掛けましょう。

以上日記を書き続けるためのポイントでした。
私はNotionを使って日記を書くのが今のトレンドですが、30年の間でツールも色々変化*1してきました。常々「こうやったら日記を書くだけのものから活用するものに変わるのに」と思うことが多く、今は「書きやすく」するための工夫と「そこから気づきを得る」ことができるようにする仕掛けをカスタマイズし、今はかなり理想に近づいてきました。その辺は過去の記事に詳しいのでここでは省きますが、この時の日記よりもだいぶ進化している気はします。

mikiyoko.hatenablog.com

とはいえ万人向けとは思わないのでざっくりパターンを考えました。

  • ライトパターン「とにかく1日で良かったことを3つ書くだけの日記」
    効果:どんなに気持ちが沈んだ日でも、探してみると3つはいいことが見つかる。小さなことでもいいから「良かったこと」を見つけることは大事だし、それを寝る前に可視化することで、1日穏やかな気持ちで終わることができ明日の活力になる。

  • ミドルパターン「その日に起きたことの意味やつながりを考える」
    ミーニングノートというのがちょっと前に流行ったのだが、私も1年くらいやってみて、いろんなことが繋がって今があることが可視化されてとても面白かった。
    効果:自分の考えや出会いが、初めは小さくても大きく繋がることがわかるので、日々が楽しくなる。物事のつながりや週末や月末にサマリを書くのがポイント。

meaningnote.com

  • がっつりパターン「出会い、考えを毎日サマライズする」
    さっきもあげた過去のブログに書いた、人とのつながりなども含めてしっかりログを取る方法。 mikiyoko.hatenablog.com 私はこのがっつりパターンに落ち着いちゃいました。
    効果:記憶を外部記憶媒体(Notion)に保存するので、情報の利活用がしやすい。

いかがでしょうか?
どんなにライトでも、継続することで見えてくる価値はあると思うし心の変化も訪れると思います。
10分あればできることなので、スマホでぼんやり過ごしている時間の一部を日記タイムにかえて、まずはライトやミドルなパターンから始めてみて、記録の楽しさを実感していただければ幸いです!

*1:日記帳→カード式メモ→FileMaker→Bento→Pages(ePub)→Momento→Evernote→Notion